ドアの壁紙だけでも

1K(ワンケー)のキッチン

 部屋に向かうための、通路としか思えないような、1Kの狭いマンションなら、DIYで壁紙を貼り替えるのも、それほどの手間ではないけれど。

 逆に、壁全体の面積が狭いので、ドアの所だけ壁紙を貼っても、結構印象が変化する。またしても「貼って剥がせる」壁紙を購入して、二ヶ所のドアを張り替え。ただし玄関のメインの扉は、結露でカビたりする危険が高いので、もっともみっともないドアではあるが、ここだけは別の方法で隠すことにする。

 ドアは面積が狭いので、壁全体を張り替えるより楽だ。ただ折れ目の所と、ドアの取っ手部分に気をつけないと、見た目が悪くなってしまう。やはりドアノブは外して行った方が、失敗は少ないし、きれいに仕上がる。けれどもドアと言っても、立体的な構造だと、なかなか大変になってくる。

ユニットバスの扉

 普通のドアよりも、よりチープに感じられるのが、ユニットバスの扉。これだけでキッチン通路の印象を、大分損なってしまっている。わたしは換気扇を回しながら、基本的にドアを開けっぱなしにして風呂を済ませるものだから、向う側はそのままにして、キッチン通路側だけ壁紙を貼って、ドアのオブジェ、あるいはドアをユニットバスの壁紙の一部として、解放して固定することにした。

 もちろん必要な場合は、閉じることも出来るが、換気さえしっかりしておけば、別に室内の湿度が、急上昇するということもないようだ。ただしこのように起伏のある扉は、壁紙も考えて貼らないと、思わぬ失敗をする。というか失敗をしたが、壁紙で補修して、誤魔化してしまった。これであとは、ユニットバスに入ったときの印象を、もう少し改善すれば、一区切り付きそうだ。