トイレの簡易リフォーム

スダレで壁紙

 スダレを壁紙風に利用。塗装するのは面倒なので、いぶし色の付いているものを探し出した。

 スダレを切る場合は、紐を少し手前で切って、紐を結び合わせる。ぎりぎりでやると、結ぶときにすごく面倒なので、かなり手前で紐の所だけ切って、葦(よし)の方はギリギリで切って取り除いて、紐をかなり余らせて結ぶとよい。なるべく二重に縛って、余っている部分を切ってやる。

 それからスダレを切る場合、紐に近い部分であったら、このようにセロテープで仮止めのようにしておくと、抜けてしまうのが防げるので、一手間掛けてもよいでしょう。

両面にスダレを立て掛けて

 トイレットペーパーホルダーの所はスダレを切って、挟むようにして、壁の両側にスダレを渡らせる。触れることすら、掃除の時くらいしかないので、また手抜きをして、プラスチックの透明画鋲で所々を押さえつけた。ただこれだと、奥の造花のポトスがちょっと下に埋もれすぎなのと、スダレの掛からないトイレ正面の水入れが殺風景。

さらにスダレを追加して

 こんなことなら、もっと長いスダレを購入して、側面の壁から直接トイレの水受けまで渡らせてやれば良かった。今となっては仕方が無い。もう一つスダレを購入して、トイレの奥にはまるように切って乗せることに。また造花のポトスは園芸用の棒が余っていたので、それにくくりつけて、少し上に来るようにした。

今回の完成形

 奥に貼られた「源氏物語」は、大和絵は絵画であると同時にタペストリーのような修飾を兼ねているので、そのまま利用して、殺風景な手洗いと水受けの部分をスダレで隠す。同時に造花がもちあがって、飾りの効果を果たした様子。もとからあったLEDの照明は、平らな電球の上に、ガラスのボールを乗せただけのものだが、点灯するとよい感じに、スダレから透けてくる。今回はこれで完成として、これ以上壁紙をいじったりはしないことにした。