美味しい牛丼が作れたら

美味しい牛丼のレシピ模索中

七五三のタレ

 どこから仕入れた情報か分らない。「七五三の万能タレ」という丼タレの配合があって、これは私が使用している[醤油:ミリン:酒]の配合を七五三にして、砂糖を足すというタレとはまた違っている。

[出汁:ミリン:醤油]を[7:5:3]

にする、万能のタレだという。

 前回、自家製のタレによる牛丼が、しょせん「まあまあの出来」に過ぎなくて、そうでなければならないほどの必然性が感じられなかったことから、今度はこの七五三のタレを利用してみることにした。

 さっそく混ぜ合わせてみると、なるほど、だしの量が十分取られているから、醤油が少なくても、十分にタレの役割を果たしている。しかも、自家製のタレだと、さらにだしを足したりと面倒だが、これはだし入りだから、丼タレとしては便利そうだ。

さっそく牛丼を作ってみる

 やり方は前回と同じ。

 あらかじめ牛肉を十分なタレで漬け込んでおき、フライパンに油をしいてタマネギを弱火で炒める。タマネギが十分炒まったら、タレと牛肉を投入して、牛肉の色が変わったら、ただちに火を止めて完成というもの。

 ただし、味見したら、甘みが足りなかったので、砂糖を小さじ1追加したら、なかなか魅力的な牛丼が完成した。ちょっと甘みが強いので、砂糖は小さじ1/2で十分かも知れない。

大葉味噌汁

 ついでに、作っておいた大葉味噌を、200ccのお湯に対して大さじ2ほど加えて、味噌汁にしてみた。

 さすがにかなり甘いスープになってしまった。味噌汁だと思って飲んだら、びっくりするくらい。うまく具材と合わせれば、面白いこともあるかも知れないが、ただの味噌汁の代わりにはならなそう。

あるいは他のどんぶりにも

 新鮮すぎるネタとは言い切れない、そんな「海鮮丼」は、見た目はともかく、少しタレに漬けておいてから並べた方が美味しい。漬けマグロ丼は、わさびをたっぷり使って、「わさび漬けマグロ丼」にしたもの。本当のわさびをたっぷりすり下ろして、トロロと合わせて使用すると、リッチなドンブリになる。

 と、これらのドンブリは、醤油と酒を合わせたタレに、だしを加えて使用。さっぱり目に仕上げてあるが、あるいは先の「七五三の万能タレ」を使用したら、絶妙な味わいになりはしないだろうか。

 つまりは、次回のお楽しみ。