水前寺菜/金時草/ハンダマ

水前寺菜/金時草

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 栽培の始まったとされる熊本のあたりでは水前寺菜(すいぜんじな)。石川県金沢では、加賀野菜として金時草(きんじそう)。そして沖縄ではハンダマという、地域ごとの名称を抱く水前寺菜は、観葉植物にもなる野菜として、茎を水にぶち込んでおけば、勝手に成長をはじめる、強靱な野菜として、その独特の風味が嫌いでない人には、ベランダ菜園にもおすすめしたい植物のひとつ。

 その生命力と言えば、

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 二月頃気まぐれに伸びたつぼみを、水に差しておいたら、やがて花が咲き、

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 花が終わって、捨てるべきところを、そのまま水を替えていたら、室内照明だけでも勝手に成長するような健全さで、しかも葉の色が野菜らしくなく、観葉植物にも最適で、その上あまり虫も付かず、その葉がなかなか枯れたり落ちたりしないという、ありがたい植物になっている。そこで、観葉植物総食物化計画?の一環として、まずは水栽培のポトスを撤収して、

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 食べ終わった茎だけのハンダマをこのようにセットして、どのくらい繁るか、水の入れ替えだけで育つかなどを、確認してみることにした。おまけに刺さっているのは、伸びすぎたトマトの茎。これでしばらく様子を見ることにする。