切ない金時草

初夏のベランダ菜園は

 もっとも生き生きとするシーズン。

 すでに花を咲かせて実をつけ始めた鷹の爪。後れてフェンネルも花を咲かせ、蛾の幼虫が忘れた頃に付くので、虫の害は少なめだとはいえ、ネットに入れてしまった方が手間が掛らないバジルとシソ

 バジルはちょっとひょろ長だが、特に紫蘇というのは、ちょっと内側に入った、日照の悪いくらいの所でも、元気に育つので便利。それぞれに成長を見せるが……

お困りのようですね

 それなのに、切り戻して茎を差し込んだだけの、手抜き水耕栽培の金時草(水前寺菜、ハンダマ)。今回はちっとも順調に成長せず、それどころか、発泡スチロールのところで茎が傷んでしまったり、どうも驚く、光の無いはずの容器の中で、ひょろひょろとした葉が生長していって、肝心の上部はちっとも育たなかったり、どうもよろしくありません。

 これじゃあちっとも収穫できないよう。