冬に向けてのチマサンチュ

秋冬用のチマサンチュ

 夏野菜に代わって栽培すべき、チマサンチュの苗を、育成ポットに砂を敷き詰めて、下に水を張ったところに置いて、種をまくという方法で栽培、育成させたもの。砂だと、このように苗を取り分けるのが楽なので便利。

 便利だが、ポットに土を入れて、普通に苗を育てて、近頃やるように、そのまま水耕栽培の装置に備え付ける方が、より良いような気がしてきた今日この頃。水耕栽培にセッティングする鉢の部分が、すべてハイドロボールだと、保水力が弱すぎて、ある程度育つまでに、無駄な神経をとがらせる必要がある。それは同時に、初期成長にプラスには作用しない気がする。

 それ以前に、日照時間が限られるベランダで、苗から育てるのは、はじめから徒長気味になる傾向にまさり、よろしくなさそう。その上、狭いベランダの栽培では、購入した種が余りまくって、無駄もいいところ。購入する場所があるならば、なるべく旬の苗を、逃さずゲットして育てるのが、あるいはベランダ栽培の秘訣かも知れない。

秋バジル

 ここから新たにバジルの苗を育てて、秋から初冬の採取に備えようというもの。

(後日談)
 頑張って育てても、やはり冬が近づくにつれて生育が衰え、味も美味しく感じられなくなってくるので、バジルは中秋までの栽培と捉えて、花咲く頃には終了させた方が良さそう。そう考えると、秋用に苗を購入するのも馬鹿らしく、はじめから育てていたものを、切り戻しながら、花が咲きそうになったら、花穂を刈りながら、栽培し続けた方が効率的。シソと違って、育成の後期に入っても、味が衰えたりはあまりしない。