手抜きな金時草の水耕栽培

野菜なのか心配になる金時草

 以前、観葉植物化出来るのではないかと試してみた金時草、ろくに管理もせず、もちろん肥料など与えもせず、水だけ交換しながら冬を越すが、日の当たる窓際にある程度置いてやるくらいでも、勝手に成長を続けているよう。もう少し体裁を整えてやれば、立派な室内修飾として、観葉植物の使命を全うするように思われた。

 しかし、唯一の窓辺に移動しては、所定の位置に戻す煩わしさ、喉のアレルギー症状の悪化に関連して、観葉植物自体の数を減らしたいという思いもあり、撤収することにした。けれども、捨ててしまうのもかわいそう………

ベランダ水耕栽培

 元気の良い所を切り分けて、100円ショップの発泡スチロールケースの上部に穴を開けただけという、超原始的な水耕栽培システムで、液肥はいつものハイポニカを使用して、一夏育ててみようと思い立った。この金時草の最大の特質は、茎の部分が水没していても、腐らないという点であり、根の部分に酸素を取り込むための、空気層がなくて、いきなり水の中にあっても、へたばらないという魅力を持っている。それで、こんな手荒なやり方も出来る訳だ。

 といっても、始めたばかりで、これから様子を見る感じだけど………