うどんこ病と50度シャワー

また葉に異変が

 また数日放置気味にしていたら、今度は白いカビのようなものが、オクラの葉に付きだした。近頃はじめじめしすぎているので、病がはびこるのかも知れない。前回シャワーした、黒い斑点は進行が止まっているので、今度はうどんこ病らしい、白いカビのような葉も含めて、50度シャワーを再開する。

 後日、進行は止められたので、菌に効果があるのか、葉が活性化して、病を抑えるのか、科学的なことは知らないが、とにかく50度シャワーには一定の効果があるようだ。そしてなにより、これはハダニやアブラムシに、圧倒的かつ絶大な効果を及ぼす。ニンニクスプレーだの、水でシャワーだの、はっきりいって気休めにもならないが、50度のシャワーで虫を吹き飛ばすように洗ってやると、よっぽどびっくりするのか、体が耐えられないのか、水なら平気でへばりついている奴らなのに、あっという間に流されてしまうよう。

ハンダマ

 そのころ、暑くなれば暑くなるほど活力を増すという金時草、あるいはシマンチュネーム「ハンダマ」は、無頓着に増殖しているのだった。このハンダマにもアブラムシなどが付くが、ここまで巨大化してくると、浴槽に持って行ってシャワーをするのはきつい。そろそろベランダに、温水を引っ張ってこれるようにしたいけれど。

 ベランダでなく、野外のプランターや、小さな畑での栽培でも、ホースで50度のお湯がシャワーされるようにして、水やりの代わりに虫を払えば、もちろん絶滅はしないものの、害虫を効率的に削減することが出来るものと思われる。あるいは一日数回、伸ばしたホースから、温水が下から吹き上げるような、簡易的なシステムでも、無農薬栽培の害虫を、一定数以下に抑えておくことが出来るかも知れないが、どのようなものか、わたしには実験する手立てはないのでした。

 ちなみに、以前からやっているけど、植物に障害が出たことは、今のところありません。