日照不足のフェンネル
散々、利用して、西窓のベランダでも十分栽培可能であることが分ったフェンネル。日当たりのそれほど良くない場所に置いてあるのと、今年の夏が、あまりにも曇りばかりの悪天候だったために、すっかり徒長しまくってしまった。
小まめに採取するものだから、なおさら、可食の葉がすっかりなくなって、茎ばかりになってきた。そしてようやく花穂を付けはじめ、軽く切り戻しても、すぐにまた花を咲かせようとし始めるこの頃。
水耕栽培で、大きく切り戻すと、バランスを崩した根が、かなり腐ってしまう。というのが、これまでの水耕栽培の経験で分っているが、同時にそのまま枯れてしまうのではなく、また新しい根と茎とが生えてくる可能性が、かなり高いこともまた、これまでの経験から分っている。
そこで思い切り切り戻しても、復活してくれるのではないか。
そんな希望にゆだねて、フェンネルを根元付近でぶった切ってみた。実際は写真の後でさらに切り戻したので、わずかな茎が残っているくらい。これでどうなるか様子を見ることにした。いずれにせよ、フェンネルの苗を発見したら、新しいものを購入したいもの。
ガーリックチャイブが咲きました
ガーリックチャイブとは、つまりはニラの一種で、西洋で栽培された、風味の穏やかなニラと思って差し支えないが、実はチャイブと同じプランターに、ちゃかり植えられていたもの。
それが、道ばたでは韮(にら)の花が咲く時期になったので、このガーリックチャイブもまた、咲き頃を迎えたらしく、ひょろりと伸びて、控えめな白い花を咲かせてきた。
せっかくなので、すぐには刈り取らず、花が咲いた様子を確認してから、花を摘み取ることに。
さすが韮だけあって、生命力の豊かなのは花でも変わらない様子。一週間ほど水に浸して、室内に飾っておいたが、十分観賞に堪える白い花を咲かせ続けているのでした。