グリークバジルのハイドロカルチャー

バジルの観葉植物化?

 ハイドロカルチャーでバジルを育てられたら、観葉植物のふりをして、冬でもバジルが食べられるのではないかと思って、スウィートバジルと味は似ているという、小さな葉のグリークバジルを購入。

 実験用に、ペットボトルにハイドロボールを詰めて、下の方で水が抜けるといういつものやり方で、セッティング。定期的に水をやりながら、数ヶ月が経過したものの………

 数日から一週間に一回くらい水を与えればよい、うちの観葉植物たちに対して、こちらはちょっと水が足りなくなると、スウィートバジルがそうであるように、くたっとなってへたりこみ、水をやると復活する。

 つまり毎日水を与えるくらいの愛情があれば、ハイドロカルチャーで、室内の日の当たる窓際(といっても西日だが)でも、ゆっくりだが成長を続けてくれる様子。

 でも室内インテリアにしては、ちょっと野外のハーブに過ぎないような、場違いの印象が残され、かといって収穫をするには、成長が緩やかすぎて、実用的ではないことに気づかされる。そして徒長気味に日差しの方へ茎が折れ曲がり、見た目を維持するのも、大変なように思われて………

 グリークのピアノソナタでも口ずさみながら、グリークバジルとはお別れをすることにした。