梅酢がけトマト

不思議なことに

 トマトに梅酢をかけただけの、レシピすらいらないような単純なサラダ?が、かなりおいしくいただけることに気がついた。トマトの切り方は自由で、かける梅酢の量は適当だが、だいたいトマト1個に対して、小さじ2杯くらい。そしてトマトが新鮮でおいしいものだと、非常においしいが、逆にトマトの味が悪いと、それが倍増されるような気配がする。何にも作りたくない夏の暑さに、冷やしたトマトと梅酢の酸味は、非常におすすめの取り合わせ。ところが……

 このレシピ、当然他の食材を加えたくなるが、加えておいしくなるどころか、これまで試したものは、ことごとく、あまり食べたくないような味に落ちぶれてしまった。梅酢だけでおいしくいただけるという食材が、非常に少ないためかと思われる。あるいは、バジルとトマトだけに、梅酢をかけたらどうだろうと、次回の検証にゆだねるばかり。以下は、混ぜて失敗したものリストの一部。

直の梅酢と相性悪い?

  • オレンジ
  • アボガド
  • モッツァレラチーズ
  • 納豆 (トマトと無関係)

 これは、梅酢の酸味があまりにも強すぎる、つまり酢をかけているのと同じになってしまうため。簡単に言えば、酢の変わりに使用して、複合的なソースを作るのに使用する場合は、もちろん問題ない。と記述していて気がついたが、酢の物としてのレシピにして、そのなかにトマトを加えればよいのか……いや駄目だ、梅酢ぶっかけトマトのバリエーションが作りたいのだ。(そりゃようござんした)

ちょっと頑張ったけど

  • キュウリ

 上の例よりはマシであるものの、やはり直に梅酢はつらい。

トマトとは関係なく

 個人的な感想に過ぎませんが……
 梅酢は、ミリンと相性が悪い。双方の独特な味わいが、邪魔し合う感じ。しょう油とは相性がよい。しょう油ベースのソースの隠し味、あるいはちょっとした風味の変更に丁度よい。逆にしょう油になだめられて、梅酢が全面に出てこなくなってしまう。(量によるが)白ワインで割って、足りない甘さを砂糖で補うと、梅酢の風味はよく出るが……。