ニンニクのオイル漬け

ニンニクをオイルに漬ける

 まさに、ニンニクを大きいものは少し切り分けて、エクストラバージンオイルに漬けただけのもの。しょう油漬けより消費期限は短めで、ネット上では1ヶ月くらいなど様々な情報があるが、とりあえず1ヶ月後くらいにニンニクを取り出してしまえば、半年くらいは使用できるように思われる。(ただ美味しい風味は損なわれて来るが。)

むしろ問題は

 しょっちゅうパスタに使用したり、ドレッシングに使用するという、需要の方が先にあって、面倒を省くために作るなら良いが、そうで無ければ必ずしも効果的ではないという点にありそう。

 つまり、漬けておいたニンニクは、確かに使用できるが、ニンニクはそのままでも持ちが良いものなので、保存効率が大幅に良くなるものでもなく、ニンニク自体の味わいも、風味が抜けるのだかどうだか、時間と共に変わってしまうように思われる。そもそも、液体に漬けて風味を出させれば、その分ニンニク自体の風味は抜けてしまう。

 そして振り出しに戻ると、よほどしばしば、多めに使用する人で無ければ、調理の時にニンニクを加えれば十分で、かつフレッシュなニンニクの風味が楽しめるという点。

 それで自分のための結論は、大量にニンニクがあるか、大量にニンニク風味のオイルを使用するのでもなければ、わざわざ作り置くものでもないというものでした。

ニンニクのオイル漬け

おまけ

 ただし、しばらくオイルに漬けておくと、ほろ苦いような熟成された味わいが現れてきて、例えばステーキソースなどに利用できるとか、あるいはペペロンチーノでも新鮮なニンニクとは異なる風味のものが出来るとか、もう一度試してみる価値はありそうにも思えてきたりもするので、いつの日かまったく異なる結論に至ることもあるかも知れません。