チマサンチュ
「チマサンチュと千葉さん家(ち)」はよく似ている。
はたして誰の迷言であったろうか。
紀元前から食べられ、原産地がどこかだ不明瞭で、ローマ時代には一般的に知られていたらしい「掻き取りレタス」(玉にならず、下から葉を順に摘み取っていくタイプ)は、中国から我が国にもたらされ、奈良時代には栽培されていた。
「掻きチシャ」という名称で、ずっと食べられていたものが、第二次大戦後に結球レタスに取って代わられ、焼き肉用レタスのチマサンチュという韓国名で、近頃復活してきたという。
そうして家庭での水耕栽培の冬季用のおすすめ野菜でもあるわけで。
今年も葉巻にするよう
べつに焼き肉でなくても、牛肉のしぐれ煮を中心にしたもの、ごはんも一緒に包んでしまう。一方は酢飯とマグロによる、手巻き寿司の代わりにチマサンチュを利用したもの。結構美味しくいただけた。
最後の写真は、採取したフェンネルとイタリアンパセリを利用して、サーモンのカルパッチョ(もどき)。やっぱり魚料理、特にサーモンとはよく合うハーブだ。