「夕ぐれの空のかなた」(自作曲)

大和物語へのオマージュ「夕ぐれの空のかなた」

 大和物語で使用したフレーズを利用しつつ、大和物語へのシンパシーを込めた現代語の歌詞を歌ってみようというものです。ただしこの曲に関しては、二年くらい前に落書きして、放置されているのを、そのまま流用したものに過ぎません。手直しなどもせず、当時のままで行き過ぎます。

「夕ぐれの空のかなた」

作詞作曲 時乃志憐

[Ⅰ]
夢から覚めた朝は 悲しみこらえ明日を歩く
今からっぽのこの部屋で ただ何かがくすぶる
あなたの笑顔だけが おもかげにさえ風の歌を
窓辺にかがみ込むような ただたゆたう

晴れわたる空にはしゃぐ 小鳥らのよろこびして
いつかまた会えるような 風が口ずさんでるよ

[Ⅱ]
夢さえ忘れかけた 悲しみしずむ赤い空は
今からっぽのこの窓に ただ何かがまどろむ
あなたの笑い声が 三日月色に染まる夕べ
遠くに帰る鳥の歌 ただたゆたう

夕ぐれの空のかなた どこかに君の笑顔が
いつかまた会えるならば 今はただ歩いてゆこう

落書

 どうでもよいですが、このブログの扱いが定まりません。youtube側の解説に全部落書きしておけば良いかと思って、『大和物語』のかなりの段があちらだけに掲載されていますが、よくよく考えると、youtubeの動画は自分の範疇にないので、いつ消えるか分ったものではないし、便利ではあるものの、自分の居所とは思えないので、すべてこちらに掲載しておいた方が良いような気がしますし、けれどもそれならyoutube動画を貼るより、自分でコンテンツをアップロードしてしまった方が、サイト内の結晶化は図れるのですが、一方でyoutube程の利便性に欠けるというジレンマが……

 それに自分で聞くのも、結局あちらの方が軽かったりしますから、やはり動画はあちらにアップロードするのが、得策なのか、それなら静的サイトの方はどうしようかなど、ちょっとお困り中。