さよならアスパラガス

根詰まりか環境か

 アスパラガスには、野菜用と観賞用があるから注意が必要だ。

 そんな知識すら遠き昔の絵書き歌。

 ともかく、ネオコールやハイドロボールのような、ハイドロカルチャー用の支持体でないと、保水と乾燥のバランスが難しいのは事実。

 このアスパラガス。隙間の粗いレンガから作られたという、棒状の支持体に移してから、それまでの豊かな緑が、少しずつ枯れざまになり、また新しい芽は顔を出さず、かといってそのまま2年くらいたつのだが、ついにこのような淋しい姿になってしまった。

 思い切ってさようならをするよう。

 後ろめたさも残しながら、人間とは何様なものか、身勝手なお別れを済ませ、支持体の消毒は、普通沸騰させたお湯で煮るなどとあるが、別に60度くらいのお湯に5分くらい付けておけば、十分効果はあるのではないかと思って、

 こんな感じて、洗ってから、アヌビアス・ナナが手抜きのペットボトル容器で成長している玄関の支持体に、おなじものなのでプラスしておいたよう。

 この植物は、アクアリウムで好まれる、光が少なくても生きていかれる水草ではあるけれど、玄関のLEDライトだけで、水替えも忘れがちだから、これを気に少し手を掛けてやろうかとも、考え中。