LenovoのThinkPad USB-C Dock

ThinkPad USB-C Dock 導入

 スピーカーだの、テレビへの出力だの、配線がごちゃごちゃして煩わしいので、ディスプレイポートやらUSBポートを多数備えて、その上ノートパソコンへの電源供給まで出来るという、「USB type-C」を利用した、「ThinkPad USB-C Dock」を購入した。

 これによって、

 ノートパソコン周りのケーブルは非常にすっきりして、離れた奥にある dock と一本で繋がれ、後はマウスを無線にでもすれば、ケーブル一本で環境を全う出来そうなところ。

 けれどもドライバのインストールに際して、不可解な事件が発生したので覚え書きおく。

ノートンやらレノボの設定が

 まず、レノボの該当サイトから、ドライバをダウンロードしてインストールするようにとあるのでそれに従う。インストールすると、なんでか知らねえ。ノートンの表示がタスクバーから消えていた。(今に思えば、関係なく消えていたのかも知れない。)ウィルスソフトなどは、一時停止してからドライバをインストールしなかった、ずぼらが悪いのか。それにしても意味が分らない。

 プログラム一覧から起動しようとしたら、起動されず、仕方が無いので一度アンインストールしようとしたら、「すでにありませんが何か?」とか言われて、ようやくノートンのサイトから、削除と再インストールのソフトをダウンロード。これを試みるが、「削除は出来ますが再インストールは出来ません、ごめんなさいね」なんて脅されて。

 なんだか嫌な感じなので、ノートンを削除した環境で、一度ドライバをアンインストールしてから、もう一度インストールし直すことにした。そしてし直してみたら、なんでか知らねえ、今度は指紋認証が使えなくなってしまった。(これは間違いなくドライバと連動しての事象。)レノボの設定ソフトを開いてみたら、「開けなくってごめんなさいね」といじめられる。泣きながら帰る夕暮に、まずは設定ソフトを再インストールした。

 それから、ノートンの自分のアカウント画面を開いて、そこから新たにノートンをインストール。すると新たな謎にぶち当たった。それは、3台まで限定のため削除したはずの、ノートンインターネットセキュリティの使用状況が、[Vista]の名称を復活させ、三台使用したことになっている。もちろん新しいPCの使用はなかったことにされたまま。

 あるいはドライバのせいで消えたと思ったノートンは、この謎のバグだか、なんだかで、ドライバのタイミングとは関係なく、同じ頃に消えていたものか………

 それで[Vista]の使用を改めて削除して、ようやく、ノートンをインストールし直すことが出来た。こうして、あまりにも無駄な時間を浪費して、「ThinkPad USB-C Dock」が使える状態へと安定したのである。

ThinkPad USB-C Dock

 さらなる阿呆物語。

 説明書もろくに見ないで、ドックの前面にある端子と、ノートパソコンを繋いで、充電もされなければ、USBも使用出来ないので、これは一連の騒動で、ドライバが正常にインストールされなかったのかと思い悩み、愚か者よ夢を見よ、しばらくネット上をさ迷うが、もう一度説明書を眺めたら、ちゃんと後ろ側の端子とノートパソコンを繋ぐように図が示されていたのである。

 それで、後ろの端子とT470sを繋いだら、難なく使用が開始されたというのが、まあ今回の落ちのようだ。

こうなったら自棄である

 なんとなく打ちづらいキーボードに角度を付けて、

 手前に傾けてしまうしか、奪われた時間を補うだけの、喜びなど見いだせないではないか。

待て落ち着くんだ

 これはamazonで購入した、
「ノートPC スタンド iDudu ノートパソコン スタンド 冷却台 折りたたみ アルミ製」
類似の商品で、他にもっと値段の高いものもあったが、購入してみたら、この価格と質感と使い心地で、必要十分だった。ただし細かい段階調整が出来て、安っぽくないようなものがあったなら、そっちが欲しかったとは言えるかも知れない。

 特にこの商品。折りたたんで平らに出来るのが便利だよう。

ちなみに

 レノボの、電源供給も可能なドックは、ThinkPad USB Type-Cよりも情報伝送量と端子数に勝る、「ThinkPad Thunderbolt 3 Dock」の方が本命かも知れない。こちらはhdml端子も付いていて、hdmlケーブルがあればテレビに繋ぐことが出来るのが魅力だが、別にディスプレイポートから、hdml変換ケーブルを介して繋げば良いので、それだけのために購入するほどのことは無い。接続する端末が限られている場合、こちらのドックで十分である。