windows10インストール覚書

いくつかの設定

 完全な覚書で、情報としての価値はなし。

Microsoftアカウント

 Windows10では、これまで以上にMicrosoftアカウントとの連携が強化され、Windowsへのログインを、Microsoftアカウントで行う設定が可能になっている。可能なだけならともかく、「是非行ってください。今すぐにです。」とお節介にも、自らのサービスを誘導するよう。

 つまり、ウィンドウズにログオンする事は、同時にMicrosoftアカウントにログオンする事で、切ればログオフとなるので、使用中にシームレスにMicrosoftのサービスを利用することが出来て、利便性が高まるので、それはそれで良いのだけれど……

 Googleアカウントはよく利用するからこそ、スマートフォンがずっとアカウントと繋がれていることが有意義なのだが、Microsoftアカウントの方は、わたしには使い道がないよう。OneDriveについても、5Gくらいのクラウドスペースを、利用するべき必要性も感じられず。

 コルタナさんも使わないので、これまで通りのパスワードで、ログインすることにした。

プライバイシー設定

 これまでにも増して、ユーザーの情報が、Microsoftに送られるようになっている。金の亡者のミッキーではないが、コルタナさんなど、親切を装って、個人情報を収集しているのではないかしら?

 適切な会話のために必要なものとは分っていても、そんな勘ぐりも入れたくなってくる。しかも、口に出さなくても簡単に出来ることを、口に出してやらせるくらいのもので、もう少ししっかりしてくれないと、何の利点があるのやら無いのやら。

 それでネットを検索して、プライバシー設定を変えておくことに。ついでに、情報収集の象徴でもあるマスコットには、「教えなくていいよコルタナ」とタスクバーから外すことにした。そもそも、名前と音質くらい自由に変えられるようにして欲しい。

回復ドライブの作成

 USBに作成し、やや遅れて、設定のバックアップ「システムイメージの作成」から、システムのバックアップを取っておく。これで、「回復ドライブ」と「システムバックアップ」を利用して、バックアップ時点のシステムへ回復出来るはず。それとは別に、[EaseUS Todo Backup]というソフトのフリー版で、システムドライブのバックアップを取っておく。どっちかで良い気がするが、何かあったときにOSを最適化するのは、本当に時間の無駄なので、念のために。

タスクバーを下から右に移す

 もともとキーボードの、ホームポジションの中心線が、左にずれるのが嫌で、大きな画面のノートパソコンを諦めて、13インチのテンキー無しを選んだ。タスクバーを右側に置いて、常に表示にしておくと、作業領域としての画面が、より手の位置と一致するので便利。

 しかも、下だと、横に長く表示されがちな、作業ファイルなどの表示がすっきりして、作業中の視線やポインタの移動も、上下よりは左右の方が自然なように思われる。

 時計やらカレンダーなどを配置したり、タスクバーをカスタマイズしたりすることも、もはや[Windows10]では、必要性が感じられない。スタートページも、自分用にカスタマイズすれば、極めて使いやすいものに感じられる。

画面のスライドショー

 個人的にはかなり好印象。この素朴な機能が欲しくて、フリーソフトを探していた事もあった。Windows10では標準で付いているばかりか、[ロック画面]にも設定できる。

 お好みの壁紙を集めて、フォルダを作成し、そこを指定しておけばよい。時間は1分では煩わしいし、あまり長くてもつまらないので、10分にしておく。最初は動的な背景も面白いかと思ったが、導入が面倒そうなのでやめた。今ではかえって、スライドショーで十分な気がしてきた。

[ロック画面]のスライドショーは、個人設定のロック画面の設定で、「PCが非アクティブになったら、画面をオフにする代わりにロック画面を表示する」にしておく。一定時間PCを放置すると、勝手に時刻付きのスライドショー画面に移り変わる。しかも、壁紙のスライドショーより、ずっと柔軟なスライドショーになっているので、電源に繋いでいる人には、おすすめの設定。

各種設定覚書

 色や表示などをカスタマイズ。スタートもカスタマイズしたが、windows10は以前より、デフォルトのままで使いやすくなっているように思われる。以前ほどカスタマイズしていないかも。いくつか覚書。

高速化を無効

電源オプション
⇒電源ボタンの動作を選択する
⇒現在利用可能出ない設定を変更します
⇒高速スタートアップを有効にします。のチェックを外す。
⇒ついでに休止状態にチェックを入れて表示させてみる。

GodMode

ショートカットの作成方法
⇒デスクトップで右クリック。新規作成からショートカットをクリック。
⇒項目を、下記のように入力。
explorer.exe shell:::{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}
⇒次へ、ショートカットの名前を付ける。

システムの保護確認

 設定のシステムから、「コンピューターの基本的な情報の表示」画面に行くと、「システムの保護」の設定や、「リモートの設定」の確認が可能。今回は、はじめからOFFになっている様子。特に「システムの復元」は、OSが不安定になる印象しか無いので、絶対に使用しない。ついでに「リモートアシスタント」は許可しない。

電源のオプションが開けない

 これは、作業中に遭遇したトラブル。設定画面全体や、その一部が表示されなくなったときに、試してみる価値あり。ここではまず、電源のオプションを確認。

コマンドプロンプトを管理者で開いて
→powercfg.cpl
→開けない
⇒破損の疑い

 そこで、同じくコマンドプロンプトから、

⇒sfc /scannow
システムのスキャンを実行
⇒破損したファイルがありましたが修復されました

 運良くこれで、電源オプションが開くようになった。設定が開けなくなったら、まずはシステムスキャンを行ってみると良いかも知れない。

いくつかのソフトの覚書

ATOKの導入

 以前使用していたものが、大分古いバージョンなので、買い換えを決意。価格的に、単独で購入するくらいなら、パスポートを購入することに。[Ctrl+Shift]による「言語の切り替え」は、キーボードカスタマイズの天敵なので、停止したいが、どっちみち使用しない「MS-IMEの削除」で済ませてしまった。

Firefoxの導入

・ソースビュワーを外部エディタに変更
  ⇒アドレスバーに「about:config」
  ⇒「view_source.editor.external」
  ⇒ダブルクリックで「true」に
  ⇒次に「view_source.editor.path」と入力
  ⇒「view_source.editor.path」をダブルクリック
  ⇒エディタのパスを入力(””)で囲む必要は無い

TeraPad

・ファイルを選択しての右クリックに、「TeraPadで開く」を追加する。

「ファイル名を指定して実行」で「regedit」
  ⇒HKEY_CLASSES_ROOT
  ⇒*[アスタリスク、小さな星記号]
  ⇒shellの順で選択
  ⇒shellを右クリック、新規で「キー」
  ⇒名称を「TeraPadで開く」とする
  ⇒「TeraPadで開く」を右クリック
  ⇒新規で「キー」を作り「command」という名称に
  ⇒「command」を開いて、「規定」を右クリック
  ⇒修正で「値のデータ」に「””」で囲ってフルパスを記入
  ⇒後ろに「”%1″」を加える
  ⇒「”C:¥Program Files (x86)¥TeraPad¥TeraPad.exe” “%1″」