虫も美味しいバジル
紫蘇やバジルを育てていると、このような虫食いに会うことが、しばしばある。結構ある。バジルが虫の付きにくいというのは、あくまでもナスなどの普通の野菜と比べた場合の話に過ぎなくて、育てている方からしたら、付きにくいどころではなく、バジルもまた、虫のおいしがる植物には過ぎないのだった。
しかも、もっとも美味しい先端の若い芽を食べまくる。バジルにも、ベニフキノメイガ、ヨトウガ、葉に線を書いたような跡が残るハモグリバエ(エカキムシ)など、飛んで火に入るような蛾やハエが、飛んで幼虫を植え付ける。
他にも、定番のハダニやアブラムシは、シソ科の植物でも関係なく付いてくるが、これは50度シャワーで一定以下に抑え続けるとして。
ベランダ栽培では、かえって蛾か好んで幼虫を植え付けるような、シソやバジルは、虫除けネットのなかに入れてしまった方が、ずっと管理が楽になる。
毎日50度シャワーをするならともかく、週に二回くらいのシャワーで、あとは液肥を足すだけの、うちの育て方では、虫の付き方が大いに違ってくるからである。