狂った置時計
数年前amazonで購入した置時計。
コメント欄にもあったが、時々30分くらい狂うという症状が、買ったときから存在するという、インテリアとしては悪くないが、時計としての致命的な欠点のあったこの置時計。
おじいさんと一緒に生まれた訳でもないが、近頃、電池を入れ替えても、何をしても、一週間に何度も時間が狂うようになって、はたして年老いて気まぐれ屋の本領を発揮したのか。時に縛られる人間を、あざ笑っているのか。けれどもそれはもはや、時計とは呼べないのではないか。
そんな悩みにさいなまれたこの置時計。
あきらめて、ただのインテリアとして、玄関に飾ることにした。
バンドの切れた腕時計
一方で、値段の安い割には、軽さと精度から愛用してきた腕時計。
実はこの腕時計も、寒くなると、不意に時計が止まっているという事象が、何度か確認されたが………
基本的には精度を保っていたと言えそうなこの腕時計。
妹の結婚式と関連性がありそうなこの腕時計。
でもやはり、時々秒針を止める症状は、再発性が見られたこの腕時計。
バンドが切れたので、まったく同じものをamazonで購入することとして、(もちろん同じ症状が現れないことを期待して、)ちょっと小さいが、テレビ脇にある時計として、そのまま掛けてみた。
ついでに、ノートパソコンの上部にも、冗談で掛けてみたが、意外と大きすぎた。もちろんノートパソコンには時刻が表示されているが、あえてキーボード側の隅の方に、シャットダウンしても表示され続ける、少し大きめの時計のディスプレイでもあったら、便利では無いかと思ったりした。けれどもついでなら、簡易情報も表示されたら便利だと思ってみたりもした。
つまりパソコンのメイン部はシャットダウンされながら、表示され作業を続ける、小さなサブディスプレイの存在を夢見ながら、その日は終わりを迎えたのであった。