XSERVERにWordPress (覚書)

インストール

インストール

 ようするに、XSERVERトップページのメニューから「マニュアル」をクリックして、「インストールについて」の項の、「WordPress 日本語版」を開く。そこに記述してある通りに進めればよい。

 「サーバーパネル」にログインする

 自動インストールをクリックして「WordPress」を選択

 記入欄について

・デフォルトのインストールURLは、
   「自分のドメイン/wp」
     (例 hanasaka.com/wp)
となっている。つまり、
   http://hanasaka.com/wp
あるいは
   http://www.hanasaka.com/wp
にアクセスすると、ワードプレスによるブログのページが表示される。(「www」のある場合とない場合の登録は、特に自分でしなくても、ドメインを登録した際に自動でやってくれている)

これをもし、
   http://hanasaka.com
だけでブログを表示させたいならば、[/wp]を消して、インストールURLを、
   http://hanasaka.com
にすればよい。また 「/wp」 の部分は自分の好きな名称にして、
   http://hanasaka.com/wanko
などと変えることも出来る。この場合、
   http://hanasaka.com/wanko
へアクセスすると、ブログが見られることになる。

ユーザー名とパスワードについて

 [ブログ名]は好みのものを。[ユーザー名]と[パスワード]は、WordPressの管理画面に入るための、WordPress専用の[ユーザー名]と[パスワード]。たとえば、レンタルサーバーのログインに使用した[ユーザー名]と[パスワード]とは何の関係もない。この[ユーザー名]と[パスワード]が分かれば、ネット上から第三者でも管理画面に進入することが出来る。

 よって、不法ログインや改ざんなどを防ぐためには、
    http://hanasaka.com/wanko
に対して、ユーザー名が[hanasaka]や[wanko]
であったり、ブロク名から類推されるような名称は避け、また長めのユーザー名にした方がよいかもしれない。もっと大切なのは、パスワードの方で、短く簡単なパスワードは使用しない。

 最低でも、12桁くらいで、アルファベットの大文字、小文字、数字を織り交ぜたランダムなパスワードが望ましい。パスワード生成ソフトなどで作った、ランダムな表記を利用するの一手。

 ブログで表示される名前は、後から「ニックネーム」で設定できるので、ブログで使用したい名称を、ユーザー名にする必要はない。

 さらに[メールアドレス]を記入。後から変更も出来るが、このアドレスにコメントなどの通知が送られてくるので、すぐに確認できるアドレスにしておく。また、パスワードの再発行などにも使用する。

インストール後

まずは試してみよう

 管理画面(ダッシュボード)に入ったら、
   ⇒左上に、自分が登録したブログの名前がある
   ⇒そこをクリック
   ⇒サンプルの置かれた、自分のブログが表示
   ⇒もう一度、左上のブログ名(サイト名)をクリック
   ⇒管理画面に戻る

 管理画面の左のメニュー
   ⇒「投稿」を選択
   ⇒投稿の画面が表示
   ⇒「新規追加」をクリック
   ⇒タイトルと、適当な本文を記入
   ⇒画面右上に「公開」と記された欄がある
   ⇒その欄の右下あたりに、青いボタンで「公開」とある
   ⇒小さいのではじめは分かりづらい
   ⇒これをクリックしてから、ブログを表示
   ⇒自分が書いた落書きが掲載されている
   ⇒これが記述の基本

 続いてまた、管理画面の「投稿」を開く
   ⇒プルダウンリストの「投稿一覧」をクリック
   ⇒先ほど記述したタイトルがある
   ⇒そこにマウスを持って行くと、下に、
      編集 | クイック編集 | ゴミ箱 | 表示
   ⇒そこから[ゴミ箱]を選択
   ⇒記述したタイトルがブログから消える
   ⇒ついでに、ゴミ箱の一覧を表示
   ⇒いくつかの方法で、記事を完全に抹消出来る

 次に管理画面から「外観」⇒「テーマ」を開く
   ⇒いくつかのテーマが選択可能
   ⇒現在「有効」となっているテーマ以外を選択
   ⇒有効にしてブログを表示させる
   ⇒レイアウトの異なるブログになっているのを確認
   ⇒これがテーマの変更
   ⇒テーマは、好みのものを選択
   ⇒新たに別のテーマをインストールしてもよい

 最後に、管理画面の右上にある
   ⇒「こんにちは、~さん」とユーザー名を表示してある
   ⇒マウスを持って行くと、プルダウンリストが表示
   ⇒一番下のログアウトを選択
   ⇒ログアウトして、ログイン画面が表示される

 ログイン、記述、ログアウトが、もっとも基本の流れ。

 ついでなので、ログアウトしたまま
   ⇒自分のブログから、サンプルの記事
   ⇒コメントを入れてみる
   ⇒再びログインして確認
   ⇒コメントをゴミ箱に入れるなどで消去
   ⇒などしてみるとよい

初期設定

 流れをつかんだら、初期設定を済ませる。はじめに、各設定の下の方にある、[変更を保存]をクリックしないと、変更が反映されないから注意。

プロフィール

 管理画面左から、ユーザーを選択。ユーザーの一覧からユーザー名を選ぶか、「あなたのプロフィール」を選択して、「プロフィール」を表示させる。
   ⇒管理画面の配色を見やすいものに変更
   ⇒ユーザー名の下に、名、姓などの欄がある
   ⇒別に記述する必要はない
   ⇒デフォルトではユーザー名がブログに表示
   ⇒セキュリティー上、得にはならないので
   ⇒ニックネームをユーザー名とは別に設定
   ⇒「ブログ上の表示名」という欄からニックネームを選択する
   ⇒ブログ上ではニックネームが表示される

[出来ればさらに]
 上の設定だけでは、その気になればユーザー名を見つけることが可能
   ⇒/?author=1 (あるいは2,3,4……)とURLに加えると
   ⇒ユーザー名が表示されてしまう
   ⇒そこで
      「Edit Author Slug」
   ⇒というプラグインを、検索して導入するとよい

設定

 次に左のリストの一番下にある設定を済ませる。

[一般]
・サイトのタイトルはここから変更可能
・キャッチフレーズをつけたい場合は、ここで記述
・コメントなどを知らせてくれるメールアドレスの変更
・メンバーシップのチェックは外しておく
・新規ユーザーの権限は、購読者のままで

[ディスカッション]
・とりあえず、一番上の「すべてのリンクへの通知を試みる」は、意味が分かって必要がある、という状態でなければ、外してしまおう。
・コメントの許可は、ノーコメントブログにしたいなら外す。
・「名前とメールアドレスの入力を必須にする」のチェックは、スパム対策のために外さない方がよい。
・他はお好みで

[パーマリンク設定]
・それぞれの記事へのURL、つまりアドレスをどのように記述するかという設定。途中で変えるとややこしいので、はじめに定めておく。デフォルトでもよいが、変更すべきという意見が圧倒的多数なので、その意見に従ってみる。
「投稿名」を加えると、記事のタイトルがアドレスになる。日本語のままでは、置き換えられたときに、きわめて長いアドレスになってしまう。アルファベットを使用して、毎回手動で「投稿名」を記すことも可能だが、それを面倒と思うか、管理しやすいと捉えるかは、人それぞれ。
「カテゴリー」を加えると、アドレスにカテゴリーが加わる。後からカテゴリーを変更するなどすると、非常に面倒なことになる。
・SEOがどうしたとか、
   URLから内容が分かるべきとか、
  なんのこってすかと思う方は、
    数字ベース http://hanasaka.com/wp/archives/123
がおすすめ。数字が大きくなることを危ぶむ声もあるが、桁が伸びるほど、次の桁には進みにくくなるので、あまり気にすることはない。

 自分のサイトは、
  カスタム設定にして、
   /%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second%/
と入力してある。これだと、
   http://hanasaka.com/wp/1023/03/29/123456/
つまり
   1023年03月29日12時34分56秒
というネームになる。(秒数まで加えないとうまくいかないので注意。)書かれた日付がすぐ分かるので便利。古い記事だと悟られてしまうなどの意見は、「花坂ポチ」のひと鳴きにより却下。

[その他]
・各種設定については、こちらがわかりやすい
    ⇒「WordPressインストール後すぐやっておきたい6つの初期設定」

テーマの導入

 はじめての人には……ってあんたのことやん。
    「Simplicity」
を導入するのがおすすめ。

サイト右側にある
  ・最新版のダウンロード
  ・子テーマのダウンロード

をそれぞれダウンロードする。

 ワードプレスの管理画面から「外観」「テーマ」を選択して、上部にある「新規追加」を選択すると、「テーマのアップロード」という項目が表示される。そこをクリックして、「ファイルを選択」。ダウンロードした「最新版のSimplicity」「子テーマ」をそれぞれzipファイルのまま選択してインストールする。

 その後、テーマを選択するのだが、大切なのは、
    「Simplicity」ではなく、
     「子テーマ (child)」

を選択して有効化することである。これによって、変更した設定は「子テーマ」に記録され、「Simplicity」をアップデートしても、設定が初期化されないですむ。

 テーマを選択してから、ブログを表示させると、「Simplicity」のデフォルトの表示に切り替わっている。今度はこれをカスタマイズして、自分の好みのスタイルにする。その方法は、
    外観⇒カスタマイズ
を選択すればよい。
  後はご自由にどうぞ。