もかもか ―ココアと焼酎の割りもの

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もかもか ―ココアと焼酎の割りもの

 コーヒーとアルコールが一目惚れをする夕ぐれには、ココアとアルコールも駆け落ちするほどの恋なかに陥るのも、しかたのないことのように思われるもの。しかも麦焼酎というのは不思議なくらい、茶葉や豆からもたらされるホットドリンクと相性がいいようで、離れたくないような暖かみのあるアルコールへと変化させてくれるのは、雪の夜のなぐさめのようでもあるのです。

 偶然に過ぎませんが、バレンタインの代わりに、あなたに贈るカクテルレシピ。もっともわたくし、おんなではございませんが。

「もかもか」のレシピ


 あらかじめ麦焼酎40mlと、ラム酒10mlを混ぜ合わせておく。

 [ワンポイント]
 ラムを入れずに麦焼酎を50mlにすると、雑味のない純なココアの味に近づき、これもまた捨てがたい。ラム酒を加えると、味わいに、華やかさ、あるいはきらびやかさが、ちょっと加わるといっても、飲んでみないと、ぴんと来ないか。


 ホットココアを150ml作る。

 [ワンポイント]
 もちろん、お湯を注げば完成するインスタントのココアで構わないが、純粋なココアだけを購入して、砂糖と牛乳を混ぜ合わせながら作ると、お好みの甘さへといたらしめる事が出来るので、こだわる人には、そちらをおすすめ。


 ホットココアにアルコールを加えれば完成だが、暖かいカクテルにしたいので、ホットココアを加熱しつつ、アルコールを加えて、10秒くらい火にかけてから、グラスにそそぐのがおすすめ。


 もちろん沸騰はさせない。これはココアも沸騰させないし、アルコールを入れてからも、なおさら沸騰させないのがコツ。

 基本的な配合は、[濃いめのココア:麦焼酎]が[3:1]となり、麦焼酎にわずかなラム酒を加え、風味を変化させるというものである。これよりアルコール分が多いと、風味にマイナスに作用する。

リンク

ウィキペディア「ココア」
………ともかくもカカオの実のなかにあるカカオ豆がココアの母体であるには違い有りません。

2014/02/14(金)

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