グレープフルーツを濃厚にしたような心地よい苦みと酸味のブレンドされたカボスには、ラム酒がよく似合う。この味わいはなんであろうか、と疑問を確かめるのが心地よいような、さわやかさな酸味と、ほろ苦さのブレンドが、しがない脇役と見なされていたカボスを、一躍ヒロインへと押し立てたとき、私にはどうしてだか、神の名をかかげたく思われたばかりです。
・ウォッカ50mlも悪くない。さらにウォッカ40ml+ラム10mlも、さわやかな楽しみがあるが、しかしラム酒だけのものには、そうでなければならないような、必然的な味わいがある。
① カボスは四つ切りくらいにして握り絞るか、(ちょっと搾りにくいけど、)二つ割りにしてスクイーザーで絞る。スクイーザーで搾(しぼ)った場合は、その後さらに握りつぶすようにして果実を搾りきる。(このサワーは苦みも楽しみたいので、強めに搾ってしまってよい)
② カボス果汁は20cc必要で、個数ではなく、計量カップで量った方がよい。面倒な人は、ざっくばらんに、カボス1個を使用する。
③ かぼす果汁とラム酒50ccを混ぜ合わせ、そこに炭酸水150mlを注ぎ入れる。
④ 氷を適量加え、軽くステアして完成。
2014/09/04(木)