冷や奴
江戸時代の大名行列で、槍持奴(やりもちやっこ)の半纏(はんてん)にしるされた文様が四角かったために、四角い豆腐が奴豆腐と呼ばれて、さらに冷やした豆腐をそのままいただく料理が、冷や奴になったのだそうだ。ひやひや。
冷や奴用タレのレシピ
基本
- しょう油 大1 (15cc)
- お茶 大1 (15cc)
⇒緑茶、麦茶、ウーロン茶、ジャスミンティーなど
⇒アイスティーだと不思議と紅茶の味が出る、悪くない
- ミリン 小さじ1 (5cc)
- 酢 小さじ1 (5cc)
- 砂糖 ほんのわずか、隠し味程度
おいしい豆腐をそのままいただくためのもの
- しょう油 大1 (15cc)
- 無糖コーヒー 大1 (15cc)
- ミリン 小さじ1 (5cc)
- 酢 小さじ1 (5cc)
- 砂糖 ほんのわずか、隠し味程度
コーヒーとしょう油のコラボレーション。個性的な味わいが、かえって豆腐の味わいを引き立てるから不思議。さらに酢をバルサミコ酢にしてもおいしい。
ここから上は2013年、下は2008年のコンテンツ
絹 (一人前)
材料
- 絹豆腐 100g~150gくらい
- ネギ適量
- 生姜適量
- (茗荷などお好みで)
調味料など
- かえし 大さじ1 (15cc)
- →[無ければ醤油 大さじ1 (15cc)]
- 鰹だし 大さじ1 (15cc)
かえし+鰹だしは最強伝説
豆腐の上に、お好みの薬味を載せて、調味料をかけて出来上がり。シンプルだが、もっとも問題になるのは、実は豆腐自体の味であることはいうまでもない。見た目の美しさ重視のため、鰹だしを配合すると共に、豆腐にはかつお節を振りかけない。かえしを使うと、ほどよいくらいの甘みが加わって、すばらしい一品になる。生姜+ネギをベースに考えるとよいかと思われる。
木綿 (2人分ぐらい)
視覚的繊細性を絶ち味を取った作り方。ただし、下に葉っぱものを敷いたり、同じタレで美味しいほうれん草を周囲に盛り付けるなどすると、なかなか見た目も悪くない一品に仕上がる・・・はず。
材料
- 木綿豆腐200g
- ネギ適量
- 茗荷(ミョウガ)1個
- 生姜適量
- 鰹節適量 5、6gぐらいか
調味料など
- 醤油 大さじ2(30cc)
- 鰹だし 大さじ2(30cc)
- レモン汁少々 小さじ1/3ぐらい
(→またはごま油適量)
- (コーレーグースをお好みで少々入れても)
調理
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1.
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豆腐を一口サイズのさいころに切って皿に盛る。(200gなら、16等分ぐらい。)
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2.
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鰹節をふりかけて、豆腐と和える。上に載せずに、さいころに切った豆腐と混ぜるのが最大の秘訣・・・ってそんな大層なものか君。これで上からかけたタレが、均質にかつ効果的に豆腐の味となる。
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3.
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生姜やミョウガやネギなどをお好みで乗せて、醤油とだし汁を1:1で混ぜ合わせたダシ醤油に、ほんの少しレモン汁を入れて、適量上からかける。(上の調味料の量は参考。)レモン汁は無くてもよいが、入れると夏向き感アップ。またレモン汁の代わりにごま油を適量入れる中華風もおすすめ。
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4.
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あとはビールを片手にいただくだけさ。枝豆も忘れずにね。
応用
・ほうれん草、ゴーヤースライス、トマト、オクラなどなどを、サイドに盛り合わせたりして楽しむ。
・ネギの代わりに刻みモロヘイヤとか。
リンク 冷や奴
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ウィキペディア 冷や奴
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………ウィキペディアによる「冷や奴」の説明