納豆と卵のあぼがとろゝ丼

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納豆と卵のあぼがとろゝ丼 (レシピ)

 納豆と卵を合わせるとマイルドなコクのようなものが生まれるが、納豆かけご飯、卵かけご飯、それぞれの味覚以上のものが生みなされるものでもない。納豆とアボガドを合わせると、それなりに楽しめるが、共鳴作用にはいたらない。けれども不思議なことに納豆と、生卵と、アボガドのさいの目切りを混ぜ合わせると、ヴィヴァルディもほろ酔うくらいの、調和の霊感が得られるからおもしろい。とろゝはほんのアクセントであるからして、無くても味わいは十分である。

材料 (一人前)

漬けダレ

 薄味にしてあるので、味わいが淡泊に思われたら、タレを多めに作って、上のトータルの量より余分にかけると良いでしょう。

作り方 (レシピ)


 アボガド半分を、実を縦向きに8等分にスライス。それを横に、1センチ幅くらいに切り分ける。というのは目安で、ある程度小さなさいの目切りくらいになっていればよい。


 ナガイモ、ヤマトイモなどをすり下ろして、いわゆるトロロと呼ばれるものを30g~50gくらい作っておく。


 下準備が終わったら、まず納豆を箸でこねましょう。200回からゆとりがあれば300回くらいこねると、ねばねばしてうまみも出るようです。


 これに生卵を1個、漬けだれの調味料を加えて、またしばらくかき混ぜましょう。


 まざったらアボガドを加えて、トロロはお好みでここで加えて、全体をまぜこぜにしてしまいましょう。


 ドンブリなどにご飯を盛りましょう。なくても美味しいですが、あれば刻み海苔をご飯の上にまぶして、混ぜ合わせたものを上からかければ完成です。またトロロだけ混ぜ合わせずに、ご飯の上にかけた「納豆卵アボガド」の上から、真っ白く流しかけると、見た目がゆたかです。(ただし味わいは、初めにすべて混ぜてしまった方が美味しい。)

[バリエーション]
 お好みで、紫蘇の葉、茗荷、生姜などをご飯の上や、すべてを乗せた後で、アクセントに加えても美味しくいただけます。


2015/07/04

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